赤って あなたにとって どんな色ですか?赤を見ると何を思い出しますか?赤の思い出って?
今日のお話は、色彩交流法のお話です。
色で心理を探りながらコミュニケーションをはかる
色彩交流法
色を使って心理をさぐることで、その人の心の内を理解し、その人の言葉を引き出すことで、こころの奥の方に眠っていた感情を顕在化し、心を解放することに結びつけていきます。
色彩交流法によるレクリエーションは、高齢者のかたの介護施設などにも活用されています。
認知症や高齢者のかたのウツ病の予防につながると考えられているからです。
実際に介護施設での、色彩交流法をやってみたら・・
まず認知症の方の表情が変わります
それから、忘れていた記憶を取り戻すことがあります
色で風景をとらえる遊び
色かるたのように・・・
たとえばグループになってリーダーを決め、参加者に色の札をみせます。
リーダーは参加者に そこからイメージする言葉や背景や思い出などを
参加者がイメージしたように自由に言葉にだしてもらう
そうすると、そこから
色に関する思い出や感じていることなどが出てくるわけです。
参加者のかたが、
「この色は 昔 結婚したばかりの頃 まだお金が無くて大変だったのに
主人が わたしにプレゼントしてくれたブラウスの色だわ・・・」
のように 、思い出が蘇るのです。
提示された色を見て・・長期記憶を引き出すことができるわけですね。
・・・このように、イマジネーションを高めることで、脳が活性化します。
主催者は、参加者の表情や他者との交流の状態、身体的な動きの効果などを見ていくことが大切です
このように、色で印象を作る方法以外にも、色で風景をとらえたり、和歌や俳句などから、イメージされるもので情感を組み立てたり
(色カルタをつくってみたり~。色プラスおもいでの歌などどんどん広げていくことも出来ますし・・・(色んな技法があります)
あなたにとっての思い出深い色・・・
心のに問いかけてみてください
あたたかい思い出が蘇ると素敵ですね。